ベークライト(紙ベーク・布ベーク)の切削加工では材料の種類による特性の違いを理解することが重要です
2021.06.13
ベークライトは、古くから電気絶縁部品や機械部品に使用されてきた熱硬化性樹脂です。現在でも、絶縁性や機械的強度、加工性が求められる用途で使用されており、試作部品や設備部品、治具の製作でも活用されています。
(株)アリスでは、ベークライトの切削加工では「紙ベーク」と「布ベーク」の違いを理解したうえで加工方法を選ぶことが重要だと考えています。紙ベークは電気絶縁性に優れ、精密な絶縁部品に使用されることが多く、布ベークは機械的強度や耐摩耗性が高く、治具や構造部品などに採用されるケースがあります。
切削加工では、積層方向によって加工面の仕上がりや欠けの発生しやすさが変わるため、材料の向きも重要な判断基準になります。また、穴加工や細いリブ形状では、工具の選定や切削条件によって仕上がりに差が出るため、形状に合わせた加工方法を選定します。
ベークライトは熱硬化性樹脂のため、熱によって軟化しにくい特徴があります。一方で、過度な切削条件では加工面の欠けや割れにつながることもあるため、安定した品質を得るためには加工条件を適切に設定することが重要です。
(株)アリスでは、研究開発現場から生産現場までのものづくりを支えるため、用途や要求精度に応じて紙ベーク・布ベークそれぞれの特性を活かした切削加工を行っています。試作品から設備部品、小ロット製作まで幅広く対応しています。
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