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PEEKの試作加工では再現性を考えた工程設計が品質を左右します

2021.06.12

PEEKは高機能樹脂として多くの分野で採用されていますが、試作品の加工では「一度作れること」と「同じ品質で繰り返し作れること」は別の課題になります。研究開発や評価試験では、再現性の高い加工が求められるためです。

(株)アリスでは、PEEKの試作加工において、完成品だけではなく加工工程全体を重視しています。加工中の熱の影響や工具摩耗、加工順序などを確認しながら、安定した品質で製作できる条件を検討します。

特に高精度部品や勘合部品では、加工後の寸法変化を考慮した工程設計が重要になります。材料の固定方法や加工方向を工夫することで、変形や寸法ばらつきを抑えられる場合があります。こうした工程の積み重ねが、再現性の高い加工につながります。

PEEKは価格が高く、材料調達にも時間を要する場合があります。そのため、加工前の段階で形状や用途を確認し、無駄の少ない工程を組み立てることも重要です。試作品では評価内容に合わせて必要な精度を見極め、過剰品質にならないよう判断することも求められます。

研究開発では、試作品の評価結果をもとに設計変更が行われることも多くあります。そのため、加工しやすさだけではなく、次の試作へつながる情報を得られることも重要な役割です。

(株)アリスでは、研究開発現場から生産現場までのものづくりを支えるため、PEEKの試作加工においても再現性と判断基準を重視した加工を行っています。用途や評価目的に応じた加工方法を検討し、試作品から小ロット部品まで幅広く対応しています。

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