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3Dデジタルデータを活用メリット

2023.02.15

(株)アリスでは3Dデジタルデータを中心にフル活用しています。
そのメリットは何かを考察してみます。

シンプルで3Dデジタルデータを必要としないワークもありますが、
基本的には図面でご出図いただいた場合も3Dデジタルデータを作成
してCNCで機械加工するようにしています。

CNC(数値制御)はXYZの座標を刃先が追いかけて加工する工作機械です。
やはり3Dデジタルデータからの切削加工がスムーズで問題ありません。
マシニングセンタや旋盤に材料や刃物をセットして簡単なフライス加工
などをオペレーターが行いますが、基本的には人がつかないで自動で切削
するのがCNC工作機械のメリットです。
オペレータがどれだけ放置して加工させる事が出来るか?
それが安価にするポイントです。

この画像のように形状が複雑で加工時間が数十時間や数百時間掛かる
部品程CNC工作機械の実力が発揮されます。

無人運転が続けば続くほど加工時間の単価が下がります。

こういった複雑な部品を自動で加工させるのがCNC加工機械です。
また治具などの単純な外径カットや穴あけ、ポケット加工の部品は出来る
限り並べて同時に切削する。
そうすれば無人で稼働する時間が稼げるので安価に製作できます。

また、3Dデジタルデータを作成しておけば形状変更や穴位置変更、
改造や追加工、類似部品のデータ作成がすぐに出来ます。

同じ機種やラインでの機械では大きく形状が変わらない部品が多い。
新製品開発現場でもマイナーチェンジでは設計変更する部分も少ない。
CNC切削加工機でも旧部品の加工データが流用できてCNC加工データの
作成時間であるプログラミングが早くできます。

部品を安価に製作したいのであれば3Dデジタルデータを支給する事です。
2Dデータや図面でも問題ありませんが、データを作成するためのCAD
プログラム時間が掛かってしまいます。

私たち(株)アリスでは図面や2Dデータから3Dデジタルデータを作成
しています。
加工データ作成費とは別に3Dデータ作成費が掛かりますが、古くて寸法
が見にくい図面や図面の解釈がややこしい場合など、3Dデジタルデータ
を作成します。


図面データを出図しても質疑がある場合や解釈がしずらくフォローしなければいけない。
そういった時間のロスを軽減して間違いなく確実に欲しい部品が製作できます。
また改造や形状変更、追加工も加工現場に依頼しやすくなります。
3Dデジタルデータを作成をおススメます。

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