外注だからこそ、責任を持つ。仕事を最後まで見届けるということ。
ものづくりでは、一つの会社だけで仕事が完結するとは限りません。
材料の調達から加工、表面処理、組立まで、複数の会社が関わることもあります。
専門技術を持つ協力会社に仕事を依頼することは、製造業では珍しいことではありません。
しかし、仕事を外部に依頼したからといって、お客様に対する責任まで外部へ移るわけではありません。
(株)アリスが大切にしているのは、自分たちが引き受けた仕事は、最後まで自分たちの仕事として向き合うという姿勢です。
例えば、協力会社に加工を依頼する場合。
図面や仕様を伝えただけで、すべてが終わるわけではありません。
加工内容について認識の違いがないか。
必要な品質条件が伝わっているか。
予定した工程で問題が起きていないか。
納期に影響することはないか。
仕事の内容に応じて、こうした確認や調整が必要になります。
もし、加工途中で問題が発生した場合は、原因を確認し、どのように対応するかを考えなければなりません。
そのとき、「外注先に頼んだから」という理由で、お客様への責任を曖昧にすることはできません。
私たちは、お客様から仕事を引き受けた立場として、必要な対応を考えます。
もちろん、自社だけで解決できないこともあります。
専門技術を持つ協力会社に相談したり、別の方法を検討したりすることもあります。
大切なのは、問題を誰かの責任にすることよりも、どうすれば仕事を前に進められるかを考えることです。
製造業の仕事では、計画どおりに進まないこともあります。
追加の作業が必要になる場合もあれば、想定していた利益が得られなくなることもあります。
しかし、それによって、引き受けた仕事に対する責任の重さが変わるわけではありません。
お客様が必要としているのは、どこの会社が加工したのかという説明だけではなく、約束した仕事をきちんと完成させることです。
その期待に応えるために、私たちは協力会社と連携しながら、品質や工程を管理していきます。
外部の技術を活用することは、責任を分散させることではありません。
むしろ、関わる人や工程が増えるからこそ、全体を見る力と責任感が必要になります。
自社で製作する仕事も、協力会社と進める仕事も、お客様にとっては(株)アリスに任せた仕事です。
そのことを忘れずに、一つひとつの仕事を最後まで見届けていきます。