東大阪の試作製作なら【株式会社アリス】試作、試作品製作、試作品加工、切削加工、試作金型成形、精密部品加工

コップをリバースエンジニアリングでひとつから製作

2019.12.21

東大阪切削試作アリスではアルミ、銅、真鍮などの金属素材や

PBT、PPS、TPX、PSU、ジュラトロン、ポリカ、CFRPなどの

プラスチック樹脂素材で、試作品、治具、部品を製作しています。

【リバースエンジニアリング_Created by Arice Inc】

まずは買って来たコップを3Dスキャンナーでスキャン。

スキャンした点群データをポリゴンデータ化。

ポリゴンデータをGeomagic Design Xでソリッドデータ化。

UGやVISI、MastercamといったCADを使って機械加工用

のNCデータに変換。

この工程で、現物をデジタルデータ化(3Dデータ化)。

3Dデータがあれば、重要管理寸法を記入する2Dデータ

が簡単に間違いなく作成できます。

今は3Dデータから作成して2次元化するのが主流。

2Dデータを作成してから3Dデータ化すると間違い

や勘違いが起こります。

公差や製作注意点などを記入した製作図面化も3Dデータが

あれば、すぐにできます。

現物からデジタルデータ化(3D/2Dデータ化)したので、その

機械加工用データを使ってアクリル(透明)ブロックから機械

加工していきます。

海外ではCNC、日本ではNCマシニングセンタと呼ばれる

機械で切削加工してコップを製作。

ユーチューブに動画をアップしましたのでご覧下さい。

ブロックからコップが現れてきます。

これがリバースエンジニアリングと呼ばれる現物からのものづくり

となります。

現物しかない部品をデジタルデータ化する時に行います。

スキャナーも良くなり、スピーディーかつ正確に現物から同じものを

製作できるようになっています。

データのデザイン変更もできますので、新しい形を盛り込むことも

できます。

現物のリバースエンジニアリングはぜひお声かけ下さい。

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