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アクリル(PMMA)とポリカーボネート(PC)の透明切削加工|視せられる透明への仕上げ思想

2024.10.24

(株)アリスでは、アクリル(PMMA)およびポリカーボネート(PC)の透明切削加工を数多く手がけています。どちらも透明部品として広く使用される材料ですが、素材特性や仕上がりの印象には明確な違いがあります。

アクリル(PMMA)は透明度が高く、光の透過性に優れた材料です。切削後の仕上げを適切に行えば、ガラスのようなクリア感を得ることができます。一方で、ポリカーボネート(PC)は耐衝撃性に優れる反面、素材特有の“わずかな曇り”や“プラスチック感”が出やすい傾向があります。強度面では優秀でも、外観評価用途では印象に差が出ることがあります。

そこで(株)アリスでは、ポリカーボネート製透明部品の仕上げ工程において、わずかに青みを加える「ブルーイング処理」された板材を使っています。この処理は単なる着色ではなく、透明感を損なわずに視覚的なシャープさを付与するための仕上げ技術です。

ブルーイングを施すことで、

・冷たさを感じるシャープな印象
・透明感に奥行きのある美しい仕上がり

を実現しています。

特に肉厚のある部品では、その効果が顕著に現れます。厚み方向に光が通過する際、わずかな青みが加わることで透明感が引き締まり、より高品位な印象へと変化します。薄肉形状では差が分かりにくい場合もありますが、筐体カバーや評価用サンプルでは明確な違いが出ます。

可視化部品で(株)アリスが重視しているのは、「どう視えるか」「どうデータ収集できるか」です。透明部品は単なる機能部品ではありません。展示会評価、社内承認、顧客プレゼンテーション、生産ラインでの可視化など、視覚的印象が判断を左右する場面で使用されます。

透明切削加工の本質は、寸法精度と同時に“視覚品質”を設計することにあります。素材の特性を理解し、仕上げ工程まで含めて品質を作り込む。それが(株)アリスの透明加工における技術思想です。

透明アクリルやポリカーボネート部品を「視せられる品質」に仕上げたい場合は、ぜひご相談ください。用途に応じた最適な加工と仕上げをご提案いたします。

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