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なぜ部品は突然“手に入らなくなる”のか?

2022.01.10

部品がなくなる理由は単純ではありません。

むしろ複合的で、予測しづらいからこそ厄介です。

(株)アリスがお客様の生産現場で実際に遭遇した
「入手困難の典型例」を、ものづくり側の目線で整理します。

●生産終了という“静かな宣告”

発注して初めて「もう作っていません」と言われるケースは
珍しくありません。

在庫があると思い込んでいたら、いつの間にか廃棄されていた。

これも現場ではよくある話です。

●図面がないという、製造現場最大のホラー

まだ生産中のはずなのに「図面が行方不明」。

実際あります。

図面がなければメーカーも作れません。

そして図面の描き直しに応じてくれるメーカーはありません。

●製造元が倒産している

もう会社そのものがない。図面もデータも散逸。

問い合わせ先すら消えてしまうため、正攻法ではどうにもなりません。

●どこで作ったかすら不明な部品

古い設備では「誰が作ったか分からない」というケースが意外に多いのです。

探索から始める必要があります。

●海外製部品

国内の常識が通用せず、確認にも調達にも時間がかかる。

製作会社の情報にたどり着けない場合が多いくらいです。

●純正品のコスト問題

少量でいいのにロットが大きい、価格が跳ね上がる、

納期がかかる

純正に頼るほど効率が悪く、またお客様が欲しい部品に改造して
くれるメーカーはなかなkありません。

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