機械加工だけでは成し得ない
繊細かつ複雑な製品をご提供
アリスのできるオリジナルサンプル
アリスは様々な業界での製作実績があります。そのプロトタイプの一部をご紹介します。
樹脂ギア切削加工の試作検証 ― 歯形だけでは決まらないギア部品の精度
(株)アリスでは、ギアやプーリーをCNCマシニングセンタ、NC旋盤、ホブ盤などで試作しています。今回のサンプルでは、精密なギア形状を実際に切削し、試作部品としてどのような点を確認できるのかを検証しました。
ギアは一見すると歯の形状が中心となる部品ですが、実際には軸穴との同軸度、外径、厚み、ボス形状など複数の要素が関係します。個々の寸法が成立していても、それぞれの位置関係が適切でなければ、組み付けたときの回転やかみ合わせに影響する可能性があります。
そのため、切削試作では加工工程そのものよりも「どの部分を基準として加工するか」「どの精度を優先するか」という判断が重要になります。特に小径ギアや細かな歯形では、工具径や加工方法による制約もあるため、図面形状がそのまま安定して加工できるとは限りません。
CNC切削による試作のメリットは、少量でも実際の形状を製作して確認できることです。OA機器や自動車関連部品などの開発では、まず試作品を組み込み、回転状態や周辺部品との関係を確認したうえで設計を修正することができます。
このサンプルから分かるのは、精密ギアでは歯形だけを見るのではなく、部品全体を一つの機構部品として評価する必要があるということです。(株)アリスでは、加工結果を確認しながら、設計・開発段階で次に何を検証すべきか判断できる試作モデルづくりを進めています。
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