WEBが完全に世界を変えました。
全世界のニュースやトピックスなどさまざまな情報が、誰にでも簡単に
入手出来るようになりました。
もうハッタリや誇大広告は通用しません。
真実でないキャッチコピーには騙されません。
そんな「井の中の蛙」は存在を許されない時代。
ものづくりの世界でも、隠して来たテクニックや独自のノウハウ、職人技と
呼ばれて来た技術が、どこにでもある情報としてYouTube動画やWEBの世界に
溢れています。

それに今やヘッドハンティングや転職が当たり前の時代。
日々、試行錯誤して構築して来た加工ノウハウやオリジナルの作業方法は、
残念ながら、すぐに情報が流出します。
もう物理的なテクニックやノウハウは発案した会社のオリジナルとして
成り立たないようになって来ました。
高度な技術や素晴らしいノウハウなどのハウツー情報が溢れる世の中で、
どう生き抜いていくのか？
それはやはり人間性や誠実さ、責任感や自分事としてお客様の仕事に貢献
する姿勢などではないかと思います。

会社ありきではなく、働いている人たちの一人ひとりの個性が会社の
カラーやアイデンティティになっていく。
そんな時代になったように感じます。

YouTube動画やネットを調べると作業手順は分かります。
ですが、それでは真似できない熟練された匠の技や、いろいろな
パターンがる現実の仕事で活かせる本物の技術、必死にお客様の要望に
応えて能力や、なんとかしようと考え抜いて閃いたアイデアなどが、
簡単に技術やノウハウをパクって来ただけの会社には真似できません。

培ってきたテクニックやノウハウは重要ですが、すぐに真似されると
覚悟して固執しない。
常に状況や仕事に応じて瞬時に判断して行動していく実行力や、その人
たちが集まっている会社だからこそできる仕事があるかどうかが
勝負の分かれ目になる。
そう考えています。

特に開発現場では様々な課題解決を即時行えたり、お客様の理想を
超えるプラスアルファーが出来るかが重要です。
シンプルに表現すれば、人は、「好き嫌い」ですべてを選びます。

会社の人間力を高め、魅力あるブランドとして光り輝けるか！？
誠実に対応して来て、どれだけのファンがいるのか！？
それが会社の実力であり、ブランド力です。

開発からのものづくりを行う（株）アリスは、常に満足することなく
会社としての人間力を磨き、魅力高めていきたいと思います。