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真の能力はどこで形になるのか

2019.12.23

能力というものを考えるとき、単純な知識量や経験年数だけでは説明できない領域があると(株)アリスでは感じています。

現場で起きる問題の中には、想定通りに進まない状況や、判断が一度では定まらない場面があります。そのようなときに何を基準に考え、どこまで自分の責任として受け止めるかによって、その後の積み重なり方が変わっていきます。

ただし、「うまくいかなかった経験」そのものが能力になるというよりも、その経験をどう整理し、次の判断にどう接続するかが重要になります。同じ出来事でも、そこに意味を与えられるかどうかで蓄積の質は変わります。

外部環境や条件のせいにすることで気持ちが整理される場面もありますが、その状態に留まり続けると、次の工夫や改善の余地が見えにくくなります。逆に、自分の判断や行動のどこに改善点があったのかを静かに見直すことができれば、同じ状況でも次の選択肢が増えていきます。

また、うまくいかなかった瞬間そのものよりも、その後にどう受け止め直すかが、積み重ねとしての差を生むと考えています。一度の結果で評価が決まるのではなく、そこからの再構成の繰り返しが、結果として能力の差につながっていきます。

孤独に感じる場面があったとしても、それは必ずしも特別な状況ではなく、多くの人がそれぞれの領域で同じような葛藤を抱えながら進んでいます。その事実を知ることで、視点が少し広がることもあります。

(株)アリスでは、能力とは修羅場の多さそのものではなく、判断と経験をどれだけ次に接続できる形で蓄積できるかによって形作られていくものだと考えています。
私はこう思います。経験の意味は、その瞬間ではなく、その後の扱い方によって静かに決まっていくものだと考えています。

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