止まっている時間の扱い方
2022.07.25
問い:止まっている時間は本当に無駄なのか。
(株)アリスでは、手が止まる時間そのものを否定的に捉えてはいません。むしろ、その時間の中に次の判断の準備が含まれていると考えることがあります。
現場では、加工方法を変更するかどうか、段取りをどう組み替えるかなど、即断できない場面があります。そのとき一度手が止まり、頭の中で複数の条件を並べ直す時間が生まれます。一見すると停止ですが、その内部では情報整理が進んでいます。
構造として見ると、停止は「思考の再配置の時間」です。動いているだけでは見えないリスクや条件を、一度立ち止まることで再確認しているとも言えます。重要なのは、止まること自体ではなく、その後に再び動き出せる状態に戻ることです。
本質は、停止と行動は対立ではなく連続しているという点にあります。止まることは後退ではなく、次の動きの精度を上げるための一部です。
結論として、(株)アリスでは、止まる時間も含めて仕事の流れだと考えています。動き続けることだけを正解とせず、止まる意味を含めて全体の判断精度を高めていくことが、ものづくりの質につながると考えています。
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