昨日の自分より、少しできることが増えたら
同じ時期に仕事を始めても、覚える速さや得意なことは人によって違います。
電話でのやり取りが得意な人もいれば、書類を正確に整理することが得意な人もいます。
手先を使う作業が好きな人もいれば、数字や図面を確認することに面白さを感じる人もいます。
(株)アリスの仕事にも、さまざまな役割があります。
お客様からのお問い合わせに対応する仕事。
見積書や注文書を作成する仕事。
製品を加工したり、仕上げたり、検査したりする仕事。
一つひとつに必要な知識や経験があり、得意なことも異なります。
そのため、誰かと同じ速さで仕事を覚えることだけを目標にする必要はないと思います。
例えば、初めて見積書を作成したとき。
必要な項目を確認するだけで時間がかかったかもしれません。
何度も質問しながら、ようやく一つの書類を完成させたこともあるでしょう。
それが、何度か経験するうちに、確認する順番が分かるようになる。
前回よりも落ち着いて作業できるようになる。
間違いやすいところを、自分で確認できるようになる。
そんな変化も、仕事を覚えている証拠です。
仕上げ加工でも同じです。
最初は工具の使い方に慣れるところから始まります。
製品を扱うときの注意点を覚え、仕上がりの違いを確認しながら、少しずつ経験を積んでいきます。
以前は気づかなかった小さなバリや、表面の状態に気づけるようになることもあります。
一つできることが増えると、次に覚えたいことも見えてきます。
もちろん、仕事である以上、品質や納期など、守らなければならない基準があります。
自分のペースだけで進めればよいわけではありません。
それでも、人と比較することばかりに意識を向けるより、自分に不足していることを知り、一つずつ身につけていく方が、成長につながると思います。
昨日まで分からなかったことが、今日は少し理解できる。
以前は誰かに頼っていた仕事を、自分で進められるようになる。
そして、いつか自分が誰かを手伝えるようになる。
(株)アリスでは、そうした日々の経験の積み重ねを大切にしています。
人それぞれの得意なことや経験を活かしながら、一緒にものづくりを支えていく。
一人ひとりの成長が、会社としてできる仕事の広がりにもつながっていきます。