強がることをやめた時、人は初めて前を向ける
2014.01.25
強く見せる。
平気なふりをする。
傷ついていない顔をする。
人は、自分を守るためにそうすることがあります。
でも、強がりは長く続けるほど苦しくなる。
本当は疲れている。
本当は不安。
本当は誰かに聞いてほしい。
それでも、
「大丈夫」
と言い続ける。
私は、そこに一つの落とし穴があると思っています。
強く見せることと、強いことは同じではない。
強がっている時、人は自分の気持ちを隠しています。
隠しているうちは、周りも助けられない。
自分自身も、何に苦しんでいるのか見えなくなる。
だから前へ進めない。
でも、
「しんどい」
「怖い」
「分からない」
そう言えた瞬間に、少し景色が変わる。
今まで守ることに使っていた力を、別のことに使えるようになる。
人に頼る。
考え直す。
やり直す。
新しい一歩を出す。
昔の共同体では、弱さを完全に隠すことは難しかった。
毎日顔を合わせる。
一緒に働く。
同じ場所で暮らす。
だから強がり続けるより、助けてもらってまた戻る方が自然だった。
私は、それが本当の強さだったと思っています。
失敗しないことではない。
泣かないことでもない。
誰にも頼らないことでもない。
一度崩れても、また戻れること。
それが強さです。
強がることをやめると、人は弱くなるのではない。
むしろ、
ようやく動けるようになる。
鎧を脱ぐと、傷つくかもしれない。
でも同時に、手も伸ばせる。
誰かの手も取れる。
そして前へ進める。
私は、人が本当に前を向けるのは、
強く見せることをやめた時
だと思っています。
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