完璧な計画より、動きながらの修正力
2021.11.22
(株)アリスの現場では、事前の計画を精密に作り込むことそのものよりも、動きながら調整していく力を重視しています。
ものづくりの現場は、最初に描いた通りに進むことばかりではありません。材料のばらつき、加工条件の微妙な違い、工程間の小さなズレなど、前提条件は常に揺れ続けています。そのため、すべてを事前に確定させる考え方には限界があります。
重要なのは、実際に動いた後に得られる情報をどう扱うかです。加工を開始することで初めて見えてくる現象や傾向があり、それを観察しながらその場で微調整していく。その積み重ねが、結果として安定した品質につながっていきます。
計画そのものは出発点として必要ですが、固定されたものではなく、現場の情報によって更新され続ける前提で扱うことが重要です。
本質は、完成された計画の正確さよりも、変化に適応し続ける修正力に価値があるという点にあります。
結論として、(株)アリスでは、現場主義とは計画を軽視することではなく、現場を起点に計画そのものを更新し続ける考え方だと捉えています。