変えないために、変えていく|(株)アリスが進める事業の再構築
会社を長く続けていくためには、変えないことと、変えることの両方が必要だと思っています。
(株)アリスが変えたくないものは、開発ものづくりを支えるという役割です。
研究開発の試作品をつくる。
実験や評価に必要な部品をつくる。
生産現場で使われる治具や機械部品、設備部品をつくる。
お客様が困っていることを聞き、目的に合った方法を考え、形にする。
この仕事は、これからも続けていきます。
一方で、その仕事を実現する方法については、時代や会社の状況に合わせて変えていく必要があります。
2026年は、(株)アリスにとってこれまでの事業を整理し、次の段階へ進むための節目と考えています。
良い部分については、さらに安定して機能するように再構築します。
仕事の進め方を整理し、マニュアル化する。
繰り返し行う業務はシステム化する。
ITやAIも含め、使える技術は活用する。
人が判断すべき仕事と、仕組みに任せられる仕事を分けていく。
一方、問題があるものについては「昔からやっているから」という理由だけで継続しません。
本当に必要なのか。
利益だけではなく、お客様にとって価値があるのか。
(株)アリスが取り組む意味があるのか。
一度ゼロに近いところから考え直します。
これは事業を縮小するためではありません。
限られた人、設備、時間を、本当に価値を生み出せるところへ集中するためです。
その中で、今後さらに明確にしていくのが、商社機能と内製技術を組み合わせたものづくりです。
すべてを自社で製造する必要はありません。
切削加工なら切削加工を得意とする会社、板金なら板金、溶接なら溶接、成形なら成形。
それぞれの専門技術を持つ国内のものづくり会社と連携し、お客様の案件に最適な製作方法を組み立てる。
一方で、(株)アリスが培ってきた精密切削や透明加工、試作など、自社で行うことに意味がある仕事は内製する。
どこで作るかではなく、どう作ればその仕事にとって最適なのか。
その判断まで含めて技術だと考えています。
守りたいものがあるからこそ、変えるべきところは変える。
(株)アリスはこれからも、開発ものづくりを支えるという軸をぶらすことなく、時代と現実に合った会社へ再構築していきます。