古代の都市は、建物ではなく「流れ」で探す
2014.07.18
都市というと、建物を探したくなります。
宮殿。
市場。
倉庫。
道路。
もちろん重要です。
でも木造建築は消えます。
道路も埋まります。
港も川の流れが変われば分からなくなります。
そこで「流れ」を見る。
水の流れ。
人の流れ。
物の流れ。
食料の流れ。
祭祀の流れ。
そこが何本も交わる場所には、大きな人間社会ができやすい。
だから古代の都市を探すなら、
巨大な建物が見つかった場所だけではなく、
津がある。
古墳がある。
古社がある。
大きな集落跡がある。
川や海に出られる。
山越えの道につながる。
そうした条件を重ねて見る。
都市の姿そのものは消えていても、「そこに人が集まる理由」は地形に残っています。
建物は消える。
でも理由は消えにくい。
私は古代の都市を探す時、そこを見たいと思います。
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