なりたい姿が見えると、今日の選択が変わる。
毎日の仕事へ取り組んでいても、自分がどこへ向かっているのか分からなければ、目の前の作業を終わらせるだけになりやすいものです。
同じことを続けているように感じる。
成長している実感が持てない。
何を目標にすればよいのか分からない。
そのような時期もあると思います。
しかし、経験を重ねる中で、ある時、自分がこれからできるようになりたいことが少しずつ見えてくることがあります。
一人で担当業務を進められるようになりたい。
難しい形状の加工方法を、自分で考えられるようになりたい。
小さな違和感に早く気づき、品質を守れる人になりたい。
周囲へ仕事の考え方を伝え、支えられるようになりたい。
将来の姿が少し具体的になると、現在の仕事への向き合い方も変わります。
(株)アリスでは、目標は最初から立派な言葉で決める必要はないと考えています。
日々の仕事の中で感じたことから、自分なりの方向を見つけていけばよいと思います。
この仕事は、もう少し深く理解してみたい。
あの人のような判断ができるようになりたい。
今度は、自分で最後までやり切ってみたい。
そうした小さな思いも、次の成長につながる目標になります。
目指す姿が見えると、同じ作業の意味も変わります。
測定方法を覚えることが、単なる手順ではなく、品質を判断する力を身につける時間になります。
加工中の変化を観察することが、将来自分で条件を考えるための経験になります。
分からないことを質問することも、依存ではなく、自立するための準備になります。
未来の自分から逆算して考えることで、今日何を学ぶべきかが見えやすくなります。
もちろん、思い描いたとおりに一直線で成長できるとは限りません。
失敗することもあります。
自分に向いていると思っていた仕事が、実際には違うと分かることもあります。
その経験によって、目標が変わっても構いません。
大切なのは、現実の経験を通じて、自分の方向を何度でも見直すことです。
(株)アリスでは、会社から決められた姿へ全員を当てはめるのではなく、それぞれが仕事を通じて自分の役割や強みを見つけることを大切にしています。
少し先の自分を想像する。
そのために、今日できることを一つ選ぶ。
その積み重ねが、同じ時間を自分の未来へつながる経験に変えていくと考えています。