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できることから、ひとつずつ。

2016.01.08

初めて見る図面。

初めて触る材料。

初めて使う工具。

ものづくりの仕事をしていると、最初から全部分かることの方が少ないと思います。

経験のある仕事でも、形状や数量、精度、使用環境が変われば、考えることは変わります。

そんなときに大切なのは、分からないまま進めないことです。

まず、自分で分かるところを確認します。

図面を読む。

寸法を見る。

材料を確認する。

加工方法を考える。

それでも分からなければ、周囲に確認します。

一度にすべてを覚える必要はありません。

できることから、ひとつずつ増やしていけばいいと思っています。

最初は材料を準備するところから始めることもあります。

次は簡単な加工。

その次は測定。

慣れてくれば、段取りを考えるようになります。

さらに経験が増えれば、加工方法そのものを考える場面も出てきます。

仕事は、ある日突然できるようになるわけではありません。

小さな経験が積み重なって、少しずつ判断できることが増えていきます。

昨日は誰かに聞かなければ分からなかったことが、今日は自分で判断できる。

以前は時間がかかった作業が、少し早くできる。

そうした変化は、小さいようで大切です。

(株)アリスでは、最初から何でもできることを前提にはしていません。

分からないことを確認し、経験し、自分でできることを一つずつ増やしていく。

その積み重ねが、ものづくりの力になっていきます。

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