プラスチック樹脂やアルミ金属の切削加工で難しいところ
2019.05.17
東大阪切削試作アリスではアルミ、銅、鉄、ステンレス、
真鍮などの金属素材やPPS、PBT、ポリカなどの樹脂素材を
切削加工して試作品、治具、部品を製作しています。
切削加工で難しいのは、熱を持たさないということです。
CNCマシニングセンタや旋盤といった機械で加工するのですが、
切削加工の摩擦熱でワークや刃物などが熱をもちます。
刃物を回転させるかワークを回転させるのかといった違いはありますが、
マシニングセンタでも旋盤でも摩擦熱が発生します。
クーラントで冷却しますが、熱はどうしても発生します。
その熱が、ワークや刃物を膨張させ、ソリや加工寸法のズレと
なってしまいます。
プラスチック樹脂やアルミ金属といった素材ごと、カタチ
ごとに違う切削加工条件を設定できるか?
ソリや加工寸法のズレを起こさない、的確な回転数、送り、
切込みで機械加工ができるか?
それが機械加工の技術力となります。
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