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「納期がかなり厳しいのですが、試作品は間に合いますか?」というご相談について

2022.10.29

試作開発の現場では、「どうしてもこの日までに形にしたい」「直前で仕様が固まった」と
いった、時間に追われる状況が少なくありません。

(株)アリスにも、「大急ぎで試作品を作れますか?」というお問い合わせを多くいただきます。

結論から言えば、内容やタイミングが合えば、実働1日で対応できた事例もあります。

ただし、これは追加工や構造が比較的シンプルな試作品など、条件が重なった場合に限られます。

現実的には、2~3日程度で出荷するケースが多く、機械の空き状況、材料在庫、加工時間、
仕上げ工程の有無によって可否は大きく変わります。

(株)アリスでは「短納期対応」を前面に打ち出してはいませんが、常に最短で完了させる
意識を持ってものづくりを行っています。

実働5日間の納期をいただいていても、工程を前倒しし、結果として3日で納品することも
珍しくありません。

お客様にとっては、1日でも早く手元に届くことが次の判断につながると考えているからです。

重要なのは、無理な納期を無理に引き受けないことです。

物理的に成立しない場合は正直にお伝えし、成立する可能性がある場合は、どこを工夫すれば
間に合うかを技術的に検討します。

その積み重ねが、結果として納期対応力として評価いただいているのだと感じています。

お急ぎの場合は、まずメールでのご連絡をお願いします。品名、材質、数量、形状データや
図面、ご希望納期をお送りいただければ、内容を確認のうえ、できるだけ早く回答いたします。

電話での聞き違いや判断ミスを防ぐため、情報整理後の確認としてお電話を差し上げる流れを
基本としています。

「急ぎだけど、まず相談したい」そんな段階からでも、お気軽にお声がけください。

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