ChatGPTソラ先生と学ぶ!初心者のためのAI入門講座【第18回】ChatGPTに写真や画像を送る方法|スクリーンショットで質問する便利な使い方
こんにちは、ソラ先生です。
前回は、ChatGPTに声で質問したり、音声で会話したりする方法を学びました。
今回は、文字や音声とは少し違った「画像を使った質問」に挑戦してみましょう。
みなさんは、こんな経験はありませんか?
「この花の名前を知りたいけれど、どう質問すればいいの?」
「パソコンに見慣れない表示が出てきた」
「説明するより、写真を見てもらった方が早そう」
そんなときに便利なのが、ChatGPTの画像入力機能です。
ChatGPTには、写真やスクリーンショットを送って、その画像について質問する機能があります。
難しい説明を考えなくても、画像を使って状況を伝えられるのです。
今回は、画像の送り方から便利な活用例、失敗したときの対処方法まで学んでいきましょう。
1.ChatGPTは写真の内容を理解できるの?
ChatGPTは、送信された画像に写っているものを分析して、質問に答えることができます。
例えば、庭に咲いている花を撮影して、
「この花の名前を教えてください」
と質問できます。
また、冷蔵庫の中の写真を送って、
「この食材で作れる料理を考えてください」
と依頼することもできます。
ほかにも、グラフの内容を説明してもらったり、写真に写った道具について質問したりできます。
ただし、AIが写真の内容を正確に判断できるとは限りません。
似ている植物を間違えたり、写真に写っていないものを推測したりすることもあります。
画像を見せれば必ず正しい答えが得られるわけではないことを覚えておきましょう。
2.パソコンから画像を送る方法
まずは、パソコンのブラウザ版ChatGPTで練習してみましょう。
ステップ① ChatGPTを開く
公式サイトにアクセスします。
自分のアカウントでログインしてください。
ステップ② 新しいチャットを開く
画面から新しいチャットを作成します。
もちろん、すでに会話しているチャットへ画像を追加することもできます。
ステップ③ 画像を選ぶ
メッセージ入力欄の近くにある「+」アイコンを選択します。
表示されたメニューから、写真やファイルを追加する項目を選択してください。
ステップ④ 写真をアップロードする
パソコンに保存している画像を選択します。
画像が添付されたことを確認してください。
ステップ⑤ 質問を入力する
例えば、
「この写真には何が写っていますか?分かる範囲で説明してください」
と入力します。
ステップ⑥ 送信する
画像と質問を送信すると、ChatGPTが画像を分析して回答します。
これで基本操作は完了です。
3.ドラッグ&ドロップでも画像を送れる
パソコンでは、ファイルを選択する方法以外にも、画像を送る方法があります。
それが「ドラッグ&ドロップ」です。
例えば、デスクトップに保存した写真があるとします。
その画像をマウスでつかみ、ChatGPTのメッセージ入力欄へ移動して離します。
対応している環境では、画像を添付できます。
また、コピーした画像を入力欄に貼り付ける方法もあります。
Windowsでは、画像をコピーした後に「Ctrl+V」で貼り付けられる場合があります。
操作方法は利用環境によって異なるため、画像が添付されたことを確認してから送信しましょう。
4.スマートフォンから写真を送る方法
iPhoneやAndroidでも、ChatGPTの公式アプリから写真を送れます。
ステップ①
ChatGPTアプリを開きます。
ステップ②
メッセージ入力欄にある「+」などの添付メニューを開きます。
ステップ③
写真を選択する項目から、スマートフォンに保存されている画像を選びます。
利用環境によっては、その場で撮影した写真を添付することもできます。
ステップ④
画像が添付されたことを確認します。
ステップ⑤
質問を入力して送信します。
例えば、
「この料理に使われていそうな食材を教えてください」
と質問してみましょう。
ただし、写真だけでは調味料や細かな材料を正確に判断できない場合があります。
回答は参考として利用してください。
5.スクリーンショットとは何でしょうか?
ここからは、とても便利な使い方を紹介します。
スクリーンショットとは、パソコンやスマートフォンに表示されている画面を画像として保存する機能です。
例えば、パソコンで操作していると、突然エラーメッセージが表示されることがあります。
そのとき、
「画面に何か出てきたけれど、意味が分からない」
と文章だけで説明するのは難しいかもしれません。
そんな場合は、画面をスクリーンショットで保存して、ChatGPTに見せる方法があります。
画面に表示された文字や状況を基に、考えられる原因や確認方法を説明してもらえます。
6.Windowsでスクリーンショットを撮る方法
Windowsでは、キーボードを使って画面の一部を撮影できます。
今回は、簡単な方法を紹介します。
ステップ①
撮影したい画面を表示します。
ステップ②
キーボードで「Windowsキー+Shift+S」を押します。
ステップ③
画面上部に表示される撮影方法から、四角形の範囲選択を選びます。
ステップ④
マウスを動かして、撮影したい範囲を選択します。
ステップ⑤
選択した範囲がクリップボードにコピーされます。
ステップ⑥
ChatGPTの入力欄をクリックして「Ctrl+V」を押します。
対応している環境では、撮影した画像をそのまま貼り付けられます。
画像が正しく添付されたことを確認してから、質問を入力してください。
なお、Windowsの設定やキーボードによって、操作方法が異なる場合があります。
7.エラー画面を見せて相談してみよう
例えば、Excelを操作しているときに、見慣れないエラーが表示されたとします。
そんなときは、スクリーンショットを送って、
「Excelでこのエラーが表示されました。原因として考えられることと、確認する手順を教えてください」
と質問します。
さらに、
「初心者なので、一度に一つずつ操作を教えてください」
と伝えることもできます。
ここで大切なのは、AIの説明どおりに何でも操作しないことです。
例えば、ファイルの削除、設定変更、データの上書きなどは、元に戻せない場合があります。
何のための操作なのかを理解してから実行しましょう。
重要なデータを扱っている場合は、バックアップの確認も必要です。
8.写真の一部分だけを質問する方法
写真に複数のものが写っているとき、ChatGPTがどこを見ればよいのか分からない場合があります。
例えば、机の上にいくつもの工具が並んでいる写真です。
そのまま、
「これは何ですか?」
と質問しても、どの工具について聞いているのか伝わらないかもしれません。
そんなときは、
「写真の右上にある黒い工具について説明してください」
と場所を指定します。
あるいは、質問したい部分を画像編集機能で囲んでから送信する方法もあります。
画像の中のどこに注目してほしいのかを具体的に伝えることで、回答を改善できる場合があります。
9.写真から文字を読み取ることもできる
ChatGPTは、画像に写っている文字を読み取ることもできます。
例えば、お店の案内板を撮影して、
「この写真に書かれている営業時間を読み取ってください」
と質問できます。
外国語の案内板なら、
「写真の英語を日本語に翻訳してください」
と依頼する方法もあります。
また、手書きのメモから文章を読み取ることもできます。
ただし、写真が暗かったり、文字が小さかったりすると、正しく読み取れない場合があります。
特に金額、日時、品番、寸法などは、読み取り間違いに注意してください。
10.グラフや図面も分析できるの?
ChatGPTは、グラフや図表の内容について説明することもできます。
例えば、売上推移のグラフを送って、
「このグラフから読み取れる傾向を説明してください」
と質問できます。
また、簡単な図やスケッチについて、内容を整理してもらうこともできます。
ただし、図面や技術資料を扱う場合は、注意が必要です。
画像から寸法や公差を正確に読み取れないことがあります。
また、画像の見え方だけでは材料や加工条件を判断できない場合もあります。
設計や製造に利用する情報は、正式な図面や仕様書と照合してください。
取引先から預かった図面や未公開の開発情報は、許可なくアップロードしないようにしましょう。
11.画像を送るときに注意したい個人情報
写真やスクリーンショットには、思いがけない情報が写り込むことがあります。
例えば、パソコンの画面に表示されたメールアドレス、顧客名、電話番号などです。
また、写真の背景に、住所や車のナンバープレートが写っていることもあります。
画像を送る前には、不要な情報が含まれていないか確認しましょう。
必要に応じて、画像の一部を切り取ったり、個人情報が見えないように加工したりしてください。
会社で利用する場合は、情報管理のルールを守ることが大切です。
12.画像を送れないときはどうする?
画像がうまく添付できない場合は、次の点を確認してください。
① 対応する画像形式か
ChatGPTの画像入力では、JPEG、PNG、アニメーションしないGIFなどに対応しています。
② ファイルが大きすぎないか
画像にはファイルサイズの上限があります。
OpenAIの公式案内では、画像1枚あたり20MBが上限です。
③ 利用制限に達していないか
画像のアップロードにはプランによる利用上限があります。
無料版でも利用できますが、使用量によって制限される場合があります。
④ インターネットに接続できているか
通信が不安定な場合、画像のアップロードに失敗することがあります。
エラーが続く場合は、ブラウザやアプリの更新状況、OpenAIのサービス稼働状況も確認しましょう。
13.今日のミニレッスン
今回は、遊びながら画像入力を体験しましょう。
練習① 身近なものを撮影する
自宅や身の回りにある、安全に撮影できるものを一つ選んでください。
例えば、文房具、観葉植物、料理などです。
写真をChatGPTに送って、
「この写真に写っているものについて、分かる範囲で説明してください」
と質問します。
回答が表示されたら、
「その説明の中で、写真だけでは判断できないことは何ですか?」
と続けて質問してみましょう。
AIが写真から分かることと、分からないことの違いを確認できます。
練習② スクリーンショットで質問する
今度は、パソコンやスマートフォンの画面を撮影してみましょう。
個人情報の含まれない画面を選んでください。
例えば、電卓やメモ帳などの画面です。
スクリーンショットをChatGPTに送って、
「この画面に表示されている内容を説明してください」
と質問します。
さらに、
「初めて使う人に向けて、基本操作を一つ教えてください」
と続けてみましょう。
これで今回の練習は完了です。
ソラ先生からひとこと
ChatGPTを使い始めたころは、文字で質問することが中心になるかもしれません。
しかし、画像を使えば、文章だけでは伝えにくい情報も共有できます。
花の名前を調べたり、料理のアイデアを考えたり、パソコンのエラーについて相談したり。
日常生活のさまざまな場面で利用できます。
そして、画像を見せたからといって、AIが何でも正確に理解できるわけではありません。
間違っていると感じたら、別の角度から写真を撮ったり、質問を追加したりしてみましょう。
AIの回答を受け取るだけでなく、自分で試し、確認し、改善する。その繰り返しが、AIを使いこなす力につながります。
次回【第19回】は「ChatGPTで画像を作ってみよう|初心者でもできるAI画像生成の基本操作」です。
今度は写真を見せるだけでなく、言葉から新しい画像を作る楽しさを体験しましょう。