日月神示は、なぜ麻賀多神社から始まったのか
2014.04.07
麻賀多神社には、古代とはまったく違う時代の不思議な出来事も重なっています。
1944年。
画家で神典研究家でもあった岡本天明が麻賀多神社を訪れ、その後、自動書記とされる文章を書き始めます。
それが後に「日月神示」と呼ばれるものです。
この内容を神からの啓示と見るのか、心理的な自動書記現象として考えるのか。それは読む人によって違います。
ただ、一つだけ確かなのは、20世紀になっても麻賀多神社が「何か特別な場所」として人を引き寄せたということです。
古代には潟があった。
水運があった。
印旛国造の記憶がある。
古墳がある。
神社群がある。
そして20世紀になると、そこで一つの大きな神秘思想が生まれた。
もちろん、これらを一本の因果関係で結んではいけません。
古墳があるから日月神示が生まれた、などという話ではありません。
でも、時代の違う出来事が何層にも重なった土地であることは面白いと思います。
人間は、どこにでも同じように意味を感じるわけではありません。
古い森。
水辺。
巨大な樹木。
長く続く祭祀。
墓。
伝承。
そういう場所には、後の時代の人間も特別な感覚を抱きやすい。
場所の記憶とは、昔の出来事そのものが残ることだけではありません。
後から来た人が、そこへさらに新しい記憶を重ねていくことでもあります。
麻賀多神社には、古代だけでなく近代の記憶まで積み重なっています。
だから単純な「古社」という言葉だけでは説明しきれないのでしょう。
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