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麻賀多神社・奥宮で起きた神秘体験

2014.04.03

麻賀多神社の奥宮を訪れた時、今でも忘れられない神秘体験をしました。

その日は風が強く、森全体がざわざわと揺れていました。枝葉が擦れる音が絶えず聞こえ、森そのものが動いているような日でした。

そんな中、木々の間から差し込む太陽の光が、一か所だけ丸い円をつくっていました。

本当に、舞台へ落ちるスポットライトのようでした。

なぜか気になって、その光の円の中へ入ってみました。

すると、風が止まりました。

周囲では木々が揺れているのに、自分が立っているその場所だけ、風を感じませんでした。

不思議だったので円の外へ出てみると、また風が吹きます。

もう一度入る。

止まる。

外へ出る。

また風が吹く。

一度なら偶然だと思ったかもしれません。

でも何度か試しても同じでした。

その間、上からは丸い光が落ち続けていました。

木々の形や地形によって、その場所だけ風が遮られていたのかもしれません。
枝葉の隙間から太陽が差し込んで、偶然きれいな円になっていただけかもしれません。

自然のいたずら。

そう言えば、それで説明できるのかもしれません。

でも神社では、ときどきこういう不思議なことが起こります。

特に麻賀多神社の本宮と奥宮は、私には受ける印象がまったく違います。

本宮には、どこか張りつめたものを感じます。

奥宮には、それとは違う、包み込まれるような静けさがあります。

誰もが同じように感じるとは思いません。

それでも、あの日の森の中にあった丸い光と、そこへ入った瞬間に消えた風は、
自分にとって確かな体験でした。

自然のいたずらだったのでしょうか。

それとも、この土地でずっと眠っているご先祖様が、

「ちょっとここに立ってみ」

と遊んでくれたのでしょうか。

答えは分かりません。

でも、あの森の中にあった小さなステージだけは、今でもはっきり覚えています。

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