「一人で抱え込まない」が、日本人の強さだった
2014.01.26
昔の日本人は、何でも一人で解決しようとはしなかった。
できないことは頼った。
困った時は助けてもらった。
そして元気な時は、自分が誰かを助けた。
それが普通だった。
田植えも一人ではできない。
家を建てるのも一人ではできない。
子どもを育てるのも、病人を看るのも、災害を乗り越えるのも、一人では無理です。
だから昔の共同体では、
「一人で何でもできる人」より、「人と力を合わせられる人」の方が強かった。
これは間違いないと思います。
今は「自分のことは自分で」という考え方が強い。
でも、それをやりすぎると孤立する。
助けてほしくても言えない。
しんどくても笑う。
限界まで我慢する。
昔の日本人は、そこまで一人に背負わせなかった。
周りが見ていた。
気づいた人が声をかけた。
必要なら手を出した。
助けてもらった側も、それを恥とは考えなかった。
なぜなら、明日は自分が誰かを助ける側になるからです。
助ける人と、助けられる人は固定されていなかった。
そこが大事です。
今日は自分。
明日はあなた。
その次は、また別の誰か。
助けは地域の中を回っていた。
だから人は壊れにくかった。
家族だけで全部を背負わなくてよかった。
一人で全部を抱えなくてよかった。
私は、日本人の本来の強さは、我慢強さではないと思っています。
支え合えること。
ここです。
誰にも迷惑をかけない人が強いのではない。
困った時に「助けて」と言えて、誰かに「大丈夫」と言える。
その関係を持っている人が強い。
昔の日本には、それが当たり前にあった。
一人で抱え込まない。
それが、日本人の強さだった。
新着記事
人気記事
カテゴリー
アーカイブ