日本人の「お節介」は、昔は役割だった
2013.10.07
「お節介」という言葉は、今では少し悪い意味でも使われます。
頼んでいないのに口を出す。
余計なことをする。
でも昔の地域社会では、それが必要だった。
子どもが危険なことをしていれば止める。
隣の家の様子がおかしければ声をかける。
老人が困っていれば手伝う。
火事になりそうなら注意する。
誰かが孤立していれば話しかける。
今なら、
「他人のことだから」
で済ませることもできる。
でも昔は、それでは地域が守れない。
だから少し口を出す。
少し助ける。
少し気にする。
その積み重ねが、共同体を支えていた。
もちろん行き過ぎれば、息苦しくなる。
だから良いことばかりではない。
でも、お節介の根っこには、
他人でも完全な他人ではない
という感覚があった。
私は、日本人のお節介は、もともと共同体を守るための役割だったのだと思っています。
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