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可美真手命へ受け継がれたもの

2013.05.20

饒速日さまの物語を見ていると、私は「次の世代へ何を残したのか」が気になります。

土地を開いた。
人とつながった。
家族ができた。

そして、その先に可美真手命がいる。

親から子へ受け継がれるものは、名前や血筋だけではありません。

仕事のやり方。
人との向き合い方。
困った時にどう考えるか。
何を守り、何を次へ渡すか。

そういうものも一緒に受け継がれていきます。

もし饒速日さまたちが、技術や知識を使ってこの土地に根を張っていったのなら、
可美真手命はその続きを担った人だったのかもしれません。

親の世代が始めたことを、そのまま同じ形で続ける必要はありません。

時代も環境も変わる。

だから、受け継ぐというのは真似をすることではなく、何を残すべきかを考えながら、
自分のやり方で次へつなぐことだと思います。

それは会社でも同じです。

先代が築いたものをそのまま守るだけでは、やがて時代に合わなくなります。

でも、全部捨てればいいわけでもない。

大事なのは、形ではなく本質を残すことです。

人の役に立つこと。
信頼を積み重ねること。
仕事に責任を持つこと。

そういうものが次の世代へつながっていけば、組織や家族は変わりながらも続いていきます。

饒速日さまから可美真手命へ。

そこに本当にどんな言葉が交わされたのかは分かりません。

でも、親から子へ、暮らしや仕事や責任が受け継がれていった。

その流れを想像すると、神話の系譜というより、ひとつの家族の歴史として見えてきます。

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