徐福さま|帰りたくなくなったんじゃない?
始皇帝から不老不死の薬を探すよう命じられた徐福さま。
東へ出航し、そして戻らなかった。
『史記』には、徐福が「平原広沢」という土地を得て、そこに留まり、王となったと記されています。ウィキディ
私はここで、ちょっと変なことを考えました。
「徐福さま、薬を見つけたんじゃなくて、帰りたくなくなったんじゃない?」
親友に言ったら、
「それなら、始皇帝より面白い人生やな」
と笑われました。
確かに。(笑)
もちろん、本当のことは分かりません。
でも、3,000人もの人と一緒に東へ行って、五穀の種や技術者まで連れている。
これが単なる薬探しの旅だったのか。
それとも、どこかで、
「ここなら暮らせる」
と思ったのか。
想像すると止まらなくなります。
人は、今いる場所がすべてではありません。
仕事でも、
「今のやり方しかない」
と思っていたものが、別の方法を知った瞬間に変わることがあります。
今いる会社だけでできないなら、外の人と一緒にやればいい。
今の設備で難しいなら、別の方法を探せばいい。
材料を変える。
加工方法を変える。
考え方を変える。
環境を変える。
そうすると、「できなかったこと」が「できること」に変わる場合があります。
徐福さまが本当に何を見つけたのかは分かりません。
でも、
「帰る場所を探すより、新しく暮らせる場所をつくる」
という見方をすると、私はこの話が急に好きになりました。
ここから少し、会社の広報をさせてください。
(株)アリスも、最初から全部できたわけではありません。
必要な技術がなければ探す。
必要な人がいなければ一緒に仕事をする。
今までの方法で難しければ、別の方法を考える。
小さな会社だからこそ、そうやって動くことができます。
徐福さまが何を見つけたのか。
薬だったのか。
土地だったのか。
新しい人生だったのか。
私は、最後のものだったら面白いなと思っています。