加工が終わっても、製品はまだ完成していない
マシニングセンタから製品が出てきたら、それで完成。
そう思う人もいるかもしれません。
でも(株)アリスでは、そこから仕上げ検査の仕事があります。
バリを取る。
表面を整える。
傷や汚れがないか確認する。
必要な寸法を測る。
部品同士を組み合わせるものなら、きちんと合うかを見る。
加工された製品を、お客様へ届けられる状態にする仕事です。
特に(株)アリスでは、研究開発や試作、生産設備に使われる部品など、一品一様に近い仕事も多くあります。
透明なプラスチック樹脂部品。
薄い部分がある形状。
細い形状。
複雑な曲面。
材質や形が変われば、仕上げるときに気をつけるところも変わります。
だから、仕上げ検査は単純に「同じことを繰り返す仕事」ではありません。
製品を手に取って、
「どこを見た方がいいか」
「この状態でお客様へ届けて大丈夫か」
を考えます。
最初は教えてもらったところを見るだけでも十分です。
でも、経験を重ねると少しずつ見えるものが増えてきます。
以前なら気づかなかった小さな傷に気づく。
触ったときの違和感が分かる。
この部分は、もう少し仕上げた方がきれいになると感じる。
そうやって、製品を見る目が育っていきます。
機械加工は、機械だけで完結するものではありません。
3DデータやCAD/CAMで加工を考え、マシニングセンタで形にし、最後は人の目や手で確かめる。
その全部がつながって、一つの製品になります。
仕上げ検査は、加工の後に残った作業をする仕事ではありません。
ものづくりの最後を受け取り、完成へつなげる仕事です。
自分が確認した製品が、そのままお客様へ届く。
そこには責任があります。
でも同時に、
「この製品は自分も完成させた」
と思える手応えもあります。
(株)アリスでは、仕上げ検査も大切なものづくりの一部です。