良い仕事は、次の人が仕事をしやすい状態をつくること
ものづくりの仕事は、一人だけで完結するものではありません。
(株)アリスでは、試作品や機械部品、治具、生産設備部品、小ロット製品などを製作する中で、多くの人と仕事をつないでいます。
社内のメンバー。
お客様。
材料や部品の仕入先様。
さまざまな加工技術を持つ協力会社様。
それぞれが自分の役割を果たすことで、一つのものづくりが完成します。
だからこそ(株)アリスでは、「自分の仕事が終わればそれで良い」とは考えていません。
自分の次に仕事をする人が、分かりやすい状態になっているか。
必要な情報がきちんと伝わっているか。
余計な確認や手直しを増やしていないか。
そうしたことも仕事の一部だと考えています。
例えば、少し説明を加えておくだけで、次の人が迷わず仕事を進められることがあります。
必要な情報を整理して渡せば、何度も確認する時間を減らすことができます。
反対に、自分の都合だけで仕事を進めると、その負担が別の人へ移ることがあります。
一つだけなら小さなことでも、それが積み重なると、会社全体では大きな時間のロスになります。
ものづくりでは、品質や納期だけでなく、こうした仕事の流れも重要です。
特に多品種少量の仕事では、毎回条件が変わります。
同じやり方を繰り返すだけではなく、関係する人同士で必要な情報を確認し、その案件に合った進め方を考えなければなりません。
(株)アリスでは、仕事の判断をするときに、
「この方法で次の工程は進めやすいか」
という視点を大切にしています。
自分だけを見るのではなく、一つ先を見る。
さらに余裕があれば、その先まで見る。
そうすることで、仕事全体の流れが少しずつ良くなっていきます。
会社で働くということは、自分の仕事だけをすることではありません。
それぞれが違う役割を持ちながら、一つの目的に向かって仕事をつないでいくことだと考えています。
(株)アリスでは、研究開発から生産現場までのものづくりを支える中で、「次の人が仕事をしやすい状態をつくること」も、良い仕事の一つとして大切にしています。