目立たなくても、チームを支える人がいる。
会社で活躍する人というと、積極的に発言する人や、周囲を引っ張っていく人を思い浮かべるかもしれません。
もちろん、そうした人の力は大切です。
でも(株)アリスでは、チームを支えているのは、目立つ人だけではないと考えています。
あまり多くを話さなくても、周囲の状況をよく見ている人。
任された仕事を、丁寧に最後までやり切る人。
小さな違和感に気づき、必要なときにはきちんと確認できる人。
誰かが困っているときに、自分にできることを考えられる人。
そうした人の仕事によって、現場が安定していることがあります。
研究開発や開発試作の仕事では、予定どおりに進まないこともあります。
加工して初めて分かることがある。
図面だけでは判断できないことがある。
急な変更や、予想していなかった問題が起きることもあります。
そんなときに大切なのは、慌てて動くことではありません。
まず状況を見る。
何が起きているのかを確認する。
自分で判断できなければ相談する。
必要なことを一つずつ進める。
そうした落ち着いた行動が、仕事を前へ進めます。
仕上げや検査でも同じです。
製品に残ったわずかなバリ。
小さな傷。
いつもとは少し違う仕上がり。
寸法の変化。
こうしたことに気づき、
「一度確認したほうがいい。」
と声を掛ける。
それだけで、問題を出荷前に防げることがあります。
営業事務でも同じです。
材料の納期を先に確認する。
返事を待っているお客様へ連絡する。
製造側が必要とする情報を早めに渡す。
誰かが言う前に気づいて動くことで、周囲の仕事が進みやすくなることがあります。
派手な成果ではないかもしれません。
でも、その人が一つ確認したことで問題が起きなかった。
一つ連絡したことで仕事が止まらなかった。
一つ気づいたことで、やり直しを防げた。
そうした仕事も、会社にとって大切な力です。
(株)アリスでは、たくさん話せることや、自分を上手にアピールできることだけを評価しているわけではありません。
毎日の仕事を安定して続ける。
約束したことを守る。
分からないことをそのままにしない。
周囲が仕事をしやすいように考える。
必要なときには、自分の意見をきちんと伝える。
そうした姿勢を大切にしています。
静かな性格だから、ものづくりの仕事に向いていないということはありません。
落ち着いて一つのことに向き合える。
細かな変化に気づける。
相手の話をきちんと聞ける。
そうした個性が活きる仕事もあります。
チームには、前へ進む人も必要です。
そして、周囲を見ながら支える人も必要です。
大切なのは、全員が同じタイプになることではありません。
それぞれが自分の役割を理解し、自分の良さを仕事の中で活かしていくことです。
目立つかどうかではなく、任された仕事に誠実に向き合えるか。
(株)アリスでは、そうした一人ひとりの仕事の積み重ねが、チームとものづくりの品質を支えていると考えています。