任せてもらうということは、責任まで預かるということ。
お客様から仕事をご依頼いただくとき、私たちが預かっているのは図面や部品だけではありません。
「この会社なら、最後まできちんと対応してくれる。」
そんな期待も一緒に預かっているのだと、(株)アリスは考えています。
ものづくりの仕事では、まず図面通りの製品をつくることが基本です。
寸法を守る。
必要な品質に仕上げる。
決められた納期に間に合わせる。
もちろん、どれも大切です。
しかし、仕事を任せていただいた以上、それだけで役割が終わるわけではありません。
図面に分からない部分があれば確認する。
材料の入荷が予定より遅れそうなら、製作への影響を考える。
加工してみて想定していた精度が出なければ、別の方法を検討する。
納期へ影響する可能性があれば、できるだけ早く状況を伝える。
仕事には、最初の予定だけでは判断できないことがあります。
そのたびに、
「自分たちは、今何をするべきなのか。」
を考える必要があります。
(株)アリスでは、任せてもらうということを、単に「注文を受けること」とは考えていません。
仕事を受けた以上、その仕事が終わるところまで責任を持つ。
問題が起きたときにも、自分たちの仕事として向き合う。
それが、任される側の役目だと思っています。
これは、会社だけではなく、一人ひとりの仕事でも同じです。
材料の手配を任された。
加工を任された。
仕上げを任された。
検査や出荷を任された。
任された仕事には、それぞれ次につながる人がいます。
だから、
「自分のところは終わりました。」
だけではなく、
「次の人が困らない状態になっているか。」
まで少し考える。
それも責任の一つです。
責任という言葉は、少し重く感じるかもしれません。
でも、最初からすべてを一人で判断するという意味ではありません。
分からなければ聞く。
判断できなければ相談する。
問題があれば早く伝える。
必要であれば、周囲の力を借りる。
そうして最後まで仕事をつなぐことも、責任を持つということだと考えています。
お客様が仕事を任せるとき、その会社の機械や技術だけを見ているわけではないと思います。
何かあったときに、きちんと話ができるか。
最後まで向き合ってくれるか。
安心して仕事を預けられるか。
そうしたことも含めて、会社を選んでいただいているのではないでしょうか。
(株)アリスでは、任せていただいた仕事を、最後まで自分たちの責任として扱うことを大切にしています。
仕事を受けることより、任された仕事をきちんと終えること。
その積み重ねによって、これからも安心して仕事を預けていただける会社でありたいと考えています。