会社の大きさより、できる役目を増やしていく。
会社の成長というと、売上や人数、工場の広さなどを思い浮かべることがあります。
もちろん、それも会社を見る一つの基準です。
ただ、(株)アリスでは、成長には別の見方もあると考えています。
昨日までできなかった相談に対応できるようになる。
これまで外注するしかなかった工程について、自社でも判断できる知識が増える。
樹脂だけで考えていた案件に、金属やゴム、成形など別の方法も提案できるようになる。
お客様から相談を受けたときに、以前より多くの選択肢を考えられる。
そうやって、「できる役目」が増えていくことも会社の成長だと思っています。
(株)アリスには、研究開発から生産現場まで、さまざまなご相談があります。
試作品を一つ作りたい。
実験に使う治具が必要。
量産する前に形状を確認したい。
古い設備の部品が壊れたので、新しく作りたい。
数百個だけ必要な部品を、できるだけ無駄なく作りたい。
相談内容は毎回違います。
だから、会社を大きくすることだけを考えていても、すべてのお客様の役に立てるわけではありません。
大切なのは、
「この相談に対して、どんな方法が考えられるか。」
を増やしていくことだと思っています。
自社で加工する。
協力会社に相談する。
別の材料を考える。
作り方そのものを変える。
必要であれば、設計段階から一緒に考える。
選択肢が増えれば、お客様へ返せる答えも増えていきます。
働く人の成長も同じです。
最初は、一つの作業しか分からなくても構いません。
材料を覚える。
図面が少し読めるようになる。
測定ができるようになる。
お客様や協力会社へ確認できるようになる。
前後の仕事まで考えられるようになる。
一つずつ「できる役目」が増えていけば、その人が会社の中で支えられる範囲も広がります。
(株)アリスが目指しているのは、ただ規模を大きくすることではありません。
お客様から相談をいただいたとき、
「その方法なら考えられます。」
「ここまでなら対応できます。」
と返せる範囲を、これからも増やしていくことです。
会社の成長とは、数字だけではなく、誰かの役に立てる方法が増えていくこと。
私たちは、そんな成長をこれからも積み重ねていきたいと考えています。