自立しながら、互いに助け合う。
一人ひとりが自分で考えて動く組織というと、個人が別々に仕事を進める姿を想像するかもしれません。
しかし(株)アリスが大切にしている自立は、何でも一人で完結させることではありません。
自分の役割に責任を持ちながら、必要なときには周囲と力を合わせることです。
ものづくりの仕事は、一人だけでは完成しません。
お客様からご要望を伺う。
材料や加工方法を検討する。
製作の予定を整える。
加工、仕上げ、検査、梱包、出荷へと仕事をつなぐ。
さらに、自社だけで対応することが適切でない場合には、専門技術を持つ国内の協力会社と連携します。
それぞれが自分の役割を果たし、互いの力をつなぐことで、一つの仕事が形になります。
助け合うことは、相手に依存して仕事を任せきることではありません。
自分でできることに取り組んだうえで、難しい部分を正しく伝える。
必要な情報を整理して相談する。
周囲が困っているときには、自分にできることを考える。
そのような関わりが、健全な協力関係をつくります。
また、自立した人が集まる組織では、それぞれの得意を活かせます。
加工方法に詳しい人。
小さな寸法や外観の違いに気づける人。
予定や情報を整理することが得意な人。
お客様や協力会社とのやり取りを丁寧につなげられる人。
全員が同じことをできる必要はありません。
それぞれの強みを持ち寄り、足りない部分を補い合うことで、チーム全体として対応できる範囲が広がります。
一方で、自分の仕事だけを優先し、周囲への影響を考えなければ、組織としての力は弱くなります。
自分の判断が、次の工程にどう影響するのか。
今伝えておくべき情報はないか。
自分の経験を、周囲の仕事にも活かせないか。
全体を見る意識が必要です。
(株)アリスが目指しているのは、管理や命令によって同じ方向を向かせる組織ではありません。
一人ひとりが自立しながら、互いの役割を尊重し、必要なときには自然に助け合える組織です。
個人の力を競うのではなく、つなぎ合わせて全体の力に変える。
その関係が、変化に強く、信頼されるものづくりにつながると考えています。