前に出る人と、支える人。どちらも必要です。
チームには、いろいろな人がいます。
新しいことを思いつく人。
まず行動してみる人。
人を巻き込みながら前へ進む人。
一方で、少し離れたところから全体を見ている人もいます。
予定に無理がないかを確認する。
細かな部分に抜けがないかを見る。
前へ進む人が見落としていることを、静かに補う。
(株)アリスでは、どちらか一方だけが優れているとは考えていません。
ものづくりには、前へ進む力と、安定させる力の両方が必要です。
研究開発や開発試作では、新しい方法へ挑戦する場面があります。
これまで加工したことのない材料。
難しい形状。
前例の少ない製作方法。
そのとき、「まず一度やってみよう」と前へ出る人がいることで、新しい可能性が生まれます。
しかし、挑戦する人だけでは仕事は成立しません。
その方法に問題がないか確認する人が必要です。
図面や寸法を冷静に見る人が必要です。
加工したものを仕上げ、検査する人が必要です。
納期や材料、協力会社とのやり取りを整える人も必要です。
一人が思い切って前へ進めるのは、後ろで支えてくれる人がいるからでもあります。
反対に、安定を支える人が力を発揮できるのも、前へ進み、新しい仕事や可能性を生み出す人がいるからです。
それぞれの役割がつながることで、チームとしての力になります。
性格についても同じです。
よく話す人。
静かに考える人。
すぐ行動する人。
慎重に確認してから動く人。
全員を同じタイプにそろえる必要はありません。
むしろ、違う人がいるからこそ、一つの方向へ偏りすぎずに仕事を進めることができます。
大切なのは、自分の個性を理由に周囲と切り離されることではなく、それぞれの強みをチームの中でどう活かすかです。
前へ出ることが得意なら、新しい可能性をつくる。
慎重に見ることが得意なら、品質やリスクを支える。
人を支えることが得意なら、周囲が働きやすい状態をつくる。
それぞれに大切な役割があります。
(株)アリスでは、誰か一人だけが活躍する会社ではなく、異なる力を持つ人が補い合える会社でありたいと考えています。
目立つ力も、静かな力も必要です。
前へ進める力と、足元を整える力。
その両方があるからこそ、研究開発から生産現場までのものづくりに、落ち着いて向き合い続けることができると考えています。