ポリカ(透明)切削加工モデルの品質を安定させるコツ
2026.03.27
ポリカーボネート(PC)は、透明性と耐衝撃性に優れた材料ですが、切削加工では白濁しやすく、透明な試作モデルを安定して製作するには高い加工技術が求められます。
私たち(株)アリスでは、透明モデルを製作するために、特別な工程を数多く増やしているわけではありません。
むしろ、工程をできるだけシンプルにすることを大切にしています。
まずは切削加工の段階で、できる限り美しい加工面をつくること。
工具の選定、加工条件、切削方法を最適化し、後工程で必要となる磨き作業をできるだけ少なくできる品質を目指します。
そのうえで、エンジニアが加工面の状態を確認しながら、一つひとつ丁寧に仕上げを行います。
削る。
整える。
磨く。
それぞれの工程には役割がありますが、必要以上に複雑な工程を増やすことはありません。
工程が複雑になるほど、品質のばらつきや作業時間の増加につながる可能性があります。
だからこそ、加工方法を整理し、誰が担当しても高い品質を維持できるよう、シンプルで再現性の高い製作方法を追求しています。
シンプルとは、簡単という意味ではありません。
多くの経験を積み重ね、本当に必要な工程だけを残した結果です。
その積み重ねが、透明性、外観品質、寸法精度を安定させ、お客様に安心してご評価いただけるポリカーボネート切削加工モデルにつながっています。
(株)アリスは、複雑な技術を分かりやすく整理し、安定した品質でご提供することを大切にしながら、これからも透明切削加工技術を磨き続けてまいります。
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