技術者は、静かに積み重ねる
2023.05.06
宮沢賢治さまの「雨ニモマケズ」を読むたびに、ものづくりに携わる人の姿が思い浮かびます。
華やかな言葉はありません。
誰かに認められることを目的にした詩でもありません。
ただ、自分にできることを、毎日誠実に積み重ねていく。
その生き方が、静かに描かれています。
私は、この姿勢こそ技術者に最も大切なことだと考えています。
ものづくりの現場では、毎日が順調に進むとは限りません。
図面が変わる。
加工条件が変わる。
材料が変わる。
昨日まで通用した方法が、今日は通用しないこともあります。
それでも、目の前の現実から逃げず、一つずつ課題を解決していく。
派手な成功ではなく、小さな改善を積み重ねる。
その繰り返しが、技術を育てます。
(株)アリスでは、技術とは特別な才能ではなく、毎日の姿勢が形になったものだと考えています。
加工機を動かす時間だけが仕事ではありません。
加工方法を考える時間。
失敗の原因を分析する時間。
より良い方法を探す時間。
そのすべてが、技術を磨く時間です。
だから私たちは、困難を特別な出来事とは考えません。
新しい技術が生まれる入口だと考えています。
雨の日も、風の日も、仕事の本質は変わりません。
今日できることを丁寧に積み重ねる。
その積み重ねが、やがて誰にも真似のできない技術となり、お客様からの信頼となり、未来のものづくりへと受け継がれていきます。
私たち(株)アリスは、技術を磨くだけではなく、技術者としての姿勢も磨き続ける会社でありたいと考えています。