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PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)の切削加工で重要なのは材料特性を理解した加工方法です

2021.05.17

PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)は、スーパーエンプラの中でも耐熱性、機械強度、耐薬品性に優れた樹脂として知られています。医療機器、半導体製造装置、航空宇宙分野など、高い信頼性が求められる用途で採用されることが多く、切削加工による試作品や少量部品の需要も増えています。

(株)アリスでは、PEEKの切削加工では「材料の性能を活かせる加工条件を整えること」が重要だと考えています。PEEKは高い剛性を持つ一方で、加工時には切削熱の影響を受けやすく、条件によっては寸法変化や仕上がりに影響が出ることがあります。そのため、工具の選定や切削条件、加工順序を材料特性に合わせて決めることが欠かせません。

また、PEEKは価格の高い材料でもあるため、材料歩留まりを考慮した加工方法も重要な判断基準になります。形状や数量によっては加工工程を見直すことで、品質を維持しながら材料ロスを抑えられる場合があります。

実際の加工では、薄肉部品や複雑な三次元形状、勘合部品なども多く、加工途中で発生する応力や変形も考慮しながら工程を組み立てます。単純に図面どおり削るだけではなく、完成時の寸法安定性まで見据えて加工条件を決定することが、再現性の高い製品づくりにつながります。

PEEKにはガラス繊維入りやカーボン繊維入りなど複数のグレードがあり、それぞれ加工性や特性が異なります。同じPEEKという名称でも、用途に応じて適切な材料を選択することが重要です。

(株)アリスでは、研究開発現場から生産現場までのものづくりを支えるため、PEEKの特性を踏まえた切削加工に対応しています。試作品から小ロット部品まで、用途や要求精度に合わせた加工方法を検討し、安定した品質で製作できるよう取り組んでいます。

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