(株)アリスの判断基準【前編】
2020.01.17
(株)アリスでは、日々の仕事や選択の中で、いくつかの共通した判断基準を持っています。
それは明文化されたルールというよりも、現場や実務の中で積み重なってきた「考え方の軸」に近いものです。
まず一つ目は、「真似ることから始める」という考え方です。
新しい仕事や技術に触れるとき、最初から独自のやり方を作るのではなく、まずはすでに結果を出している動きや判断をそのまま再現することを重視しています。
この段階では、自分の工夫を入れすぎないことも重要だと考えています。再現できる状態をつくることが、理解の出発点になるからです。
次に、「ばらつきを見る」という視点があります。
同じようにやっているつもりでも結果が揃わないとき、その差を感覚や経験で埋めるのではなく、条件として分解していきます。
何が結果に影響しているのかを整理し、揃えるべき要素を明確にすることで、仕事は個人技から工程へと変わっていきます。
この段階を通過しない限り、安定した再現性は生まれないと考えています。
そして三つ目は、「工程は固定ではなく構造である」という考え方です。
一度決めたやり方を守ることが目的ではなく、条件が変わっても同じ結果に近づける仕組みを持つことが重要になります。
現場は常に変化しています。その変化に対して、どれだけ柔軟に再現性を維持できるかが工程の本質だと捉えています。