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心を整えることの大切さ

2020.01.15

(株)アリスでは、「感じてはいけない感情がある」と思い込んでしまう状態に注意が必要だと考えています。

怒り、さみしさ、妬みといった感情は、できれば持ちたくないものとして扱われがちです。そのため、頭の中で正しさを使って整理し、なかったことにしようとする場面があります。

しかし実際には、押さえ込んだ感情は消えるわけではありません。一度処理したつもりでも、形を変えて同じ感情が繰り返し戻ってくることがあります。

(株)アリスでは、この状態を「未処理の情報が残っている状態」として捉えています。

感情は単なる反応ではなく、その奥に何かしらの未充足な要素があります。怒りの奥に距離感の違和感があり、さみしさの奥に理解されていない感覚があるように、感情はさらに深い要因の表層として現れます。

それを無理に消そうとすると、表面だけが整い、内部のズレは残ったままになります。

重要なのは、感情を正しい・間違いで判断することではなく、「何が引き金になっているのか」を一度そのまま確認することです。

(株)アリスでは、感情を制御対象として扱うのではなく、状態を知らせる信号のようなものとして扱います。

その信号を無視せずに一度受け取ることで、思考と行動のズレが少しずつ減っていきます。

本心と行動が一致しない状態は、判断が複雑化し続ける状態でもあります。やるべきことと感じていることが分離すると、意思決定そのものに負荷がかかります。

逆に、感情の背景を整理できるようになると、思考・感情・行動のズレが減り、判断がシンプルになります。その結果として、余計な消耗が少なくなっていきます。

(株)アリスでは、こうした状態を「判断の整合性が取れている状態」と捉えています。

心を整えるという行為は、感情を抑えることではなく、感情を含めた情報をそのまま扱える状態にすることだと考えています。

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