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抜けないなら、どうするか!?トムソンにこだわらない工法選定という考え方。

2025.11.04

「トムソンで抜けないなら、この形状は不可能なのか?」――
答えは、必ずしもそうではありません。

重要なのは、加工方法を固定しないことです。

樹脂やゴムのように、弾性・摩擦・復元の影響を受けやすい材料では、
打ち抜きという工法自体が適さないケースもあります。

その場合、選択肢は一つではありません。

例えば、切削加工
刃物で削り出すことで、材料の逃げや復元の影響を受けにくく、
細かな形状や高い寸法精度にも対応できます。
一方で、形状によってはコストや加工時間が増えるため、適用範囲の見極めが必要です。

次に、ウォータージェット加工
水の圧力で切断するため、熱影響が少なく、ゴムや樹脂でも比較的安定した切断が可能です。
ただし、エッジの仕上がりや微細形状には制約が出る場合があります。

さらに、レーザー加工
非接触で加工できるため、複雑形状への対応力は高いですが、
材料によっては熱による変形や溶け、焦げといった影響を受けることもあります。

どの工法にも「できること」と「難しいこと」があります。
だからこそ大切なのは、最初に工法を決めるのではなく、
形状・材料・用途から逆算して最適な方法を選ぶことです。

株式会社アリスでは、「この方法でやる」ではなく、
「どうすれば実現できるか」という視点で、複数の選択肢を検討します。

トムソンで抜けないから終わりではなく、
そこからが検討のスタートです。

その積み重ねが、最終的な品質と実現性の差につながると考えています。

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