レンズカット加工の切削精度|磨かずに仕上げる透明部品の考え方。
2025.07.29
(株)アリスでは、ポリカーボネートをはじめとした透明樹脂の切削加工を得意としており、その中でもレンズカット加工に関するご相談を多くいただいています。
透明部品の中でもレンズカット形状は、見た目の美しさだけでなく、光の屈折や拡散といった機能面にも関わる重要な要素を持っています。そのため、単に形状を再現するだけでなく、加工面の状態そのものが性能に影響を与える分野でもあります。
(株)アリスでは、このレンズカット加工を「切削のみ」で仕上げています。一般的には研磨によって透明度を上げる方法もありますが、レンズ形状の場合は磨き工程を入れることで形状が崩れてしまう可能性があります。そのため、最初から最後まで切削加工で仕上げる必要があります。
このとき重要になるのが、機械加工の精度と安定性です。刃物の状態、加工条件、送りや回転数のバランスなど、複数の要素がわずかにずれるだけでも、仕上がりの見え方は変わってしまいます。
(株)アリスでは、こうした条件を一つひとつ積み上げながら、できるだけ加工痕を残さない状態を目指しています。ただし、すべての条件で同じ結果が出せるわけではなく、用途や形状によって最適な方法は変わります。
そのため、レンズカット加工についても毎回検証を重ねながら、再現性のある形に整理していくことを続けています。
「どこまでの透明度が出せるのか」「この形状で成立するのか」といった確認だけでも問題ありません。まずは用途や目的を共有いただければ、対応の可能性を検討いたします。
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