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研究設備の信頼性を支えるPPS切削加工部品の重要性

2023.12.08

大学や研究機関における研究設備では、装置を構成する一つひとつの部品が、評価結果の信頼性に直結します。

測定誤差や再現性の低下は、装置そのものの性能だけでなく、部品材料の選定や加工精度に起因する場合も少なくありません。

そのため、研究設備に使用される部品には、長期間にわたり安定した物性を維持できる材料が求められます。

PPS(ポリフェニレンサルファイド)は、こうした研究用途において有効なエンジニアリングプラスチックの一つです。

高い耐熱性と耐薬品性を備え、温度変化や薬品雰囲気下でも寸法変化が小さいことから、研究設備の構成部品として高い評価を受けています。

特に、加熱評価装置、化学反応試験装置、薬液を扱う実験設備などでは、部品の劣化や変形が測定精度に影響を与えるため、材料の安定性は不可欠です。

切削加工によるPPS部品は、研究設備ごとの設計要件を正確に反映できる点が特長です。

研究装置は汎用品で構成されることは少なく、実験条件や評価内容に応じて、専用設計の保持部品や構造部材、絶縁部品が必要となります。

切削加工であれば、装置構成や実験環境に合わせた形状を柔軟に具現化でき、研究の進行に応じた改良や設計変更にも対応しやすくなります。

一方で、PPSは加工難易度の高い材料でもあり、切削条件によっては内部応力や微細な欠陥が生じる可能性があります。

(株)アリスでは、研究用途での使用環境を前提に、材料特性を考慮した切削加工条件を設定し、PPS本来の耐熱性・耐薬品性・寸法安定性を損なわない部品製作を行っています。

研究設備の安定稼働は、継続的な評価試験や信頼性の高いデータ取得を支える基盤です。

PPS切削加工部品は、研究環境の裏側で装置の信頼性を支え、研究成果の質を高める重要な役割を担っていると考えています。

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