開発段階から量産を見据えた加工技術
2026.02.27
開発段階における加工は、単なる形状確認ではなく、量産成立の可否を見極める工程でもあります。(株)アリスでは、試作段階から量産時の加工条件を意識した技術選定を行います。
例えば、樹脂切削においては、熱による変形やバリ発生を抑えるため、回転数・送り・刃物形状を素材ごとに最適化します。PPSやPBTなどのエンプラでは寸法安定性が高い一方で、加工条件を誤ると表面品質や精度に影響が出ます。
また、ナイロン系では吸水による寸法変化を考慮し、加工後の環境条件も含めて判断します。
さらに、量産時の再現性を確保するため、加工条件の標準化と数値管理を行い、誰が加工しても同等の品質が得られる状態を構築します。
試作段階で得られたデータを蓄積し、量産工程へ展開します。
結論として、(株)アリスでは開発段階から量産を切り離さず、同一の技術基準で加工を行います。
試作は確認工程ではなく、量産成立のための検証工程として位置付けています。
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