金属部品をプラスチック樹脂に変更したい
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今の鋼材で作られた金属部品をプラスチック樹脂に変更したい。
そういったご相談が多々ございます。
どのプラスチック樹脂が良いのか分からないので提案してもらいたい。
そんなご相談に対応して素材を決定していくプロセスです。
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金属部品は製作するのに時間やお金が掛かる場合が多い。
それに重いのでどうしても金属でないといけない部品以外はプラスチック樹脂
に変更したいと言ったご相談がよくあります。
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そこで問題になるのは、どんな環境でどんな使用されているか?です、
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金属部品には金属でないといけない理由がある。
それは何か?
強度であればプラスチック樹脂に変更できません。
プラスチック樹脂に変更したい部品の場合は金属でないと耐える事が出来ない
強度が必要だという事はありません。
その部品が設計された時に耐熱性の高いプラスチック樹脂がなかったとか、
洗浄する時の溶剤に耐えられるプラスチック樹脂がなかったとか、
当時は金属部品が製作コストが安価だったとかならプラスチック樹脂に変更
可能です。
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150℃や200℃の環境でも使用できるプラスチック樹脂や溶剤に強いプラス
チック樹脂、油を使わなくても摺動するプラスチック樹脂など、素材が
進化していて代替できる事も多くなっています。
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金属素材が高額になっていて、プラスチック樹脂の方が安価な場合も多々
ございます。
部品の製作方法も金型を製作しての射出成形やレーザーでカット、
プレス抜きなど金属部品と同じくいろんな方法があって部品単価を下げ
つ事もやりやすい。
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金属は金型を作っての射出成形がほとんど出来ません。
それに削り出しなども基本的にはプラスチック樹脂の方が安価です。
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軽量化などが求められる商品を構成する部品はできればプラスチック樹脂
にしたい。
昔からですがそういった需要がたくさんあります。
貴社でお使いになる環境でも問題ないプラスチック樹脂素材を提案させていただきます。
金属部品をプラスチック樹脂に変更したいといった場合はぜひ(株)アリスにお声かけ下さい。