透明部品の品質は仕上げで変わる|アクリルとポリカーボネートの加工比較
2020.11.19
透明樹脂を使用した試作品では、「どちらの材料が透明ですか」という質問と同じくらい、「きれいに仕上がりますか」というご相談も多くいただきます。
アクリル(PMMA)は透明性が高く、美しい仕上がりが期待できる材料です。一方、ポリカーボネート(PC)は耐衝撃性や耐熱性に優れていますが、切削加工後の透明性は加工条件や仕上げ方法によって大きく変わります。
透明部品では、表面に細かな切削痕や研磨ムラが残ると、光が乱反射し、白っぽく見えたり透明感が低下したりします。そのため、材料の性能だけではなく、加工後の表面品質が重要になります。
(株)アリスでは、透明部品の試作において、用途に応じた加工条件や仕上げ方法を検討しながら製作しています。面粗度を向上させることで、材料本来の透明性を引き出し、評価用部品や可視化部品として使用できる品質を目指しています。
透明性を求める部品では、「アクリルだから透明」「ポリカーボネートだから少し劣る」と単純に判断するのではなく、加工方法や仕上げ工程まで含めて考えることが重要です。
研究開発や製品評価では、材料の選択だけでなく、どのような加工を行うかが最終的な品質に直結します。(株)アリスでは、透明部品の用途に合わせて最適な加工方法をご提案しています。
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