写真では分かりにくいのですが、シリコン部品を成形するための
アクリル型です。

あまりにも美しい形状だったので、使用後に廃棄でず、丁寧に磨き
上げてみました。

かなりの透明度を確保しており、製作から10年以上経過した今でも、
透明度はほとんど落ちていません。

アクリル（PMMA）は適切に保管すれば黄変しにくく、長く美しい
状態を保つことができます。

また、比較としてポリカーボネート（PC）と並べると、・ポリカーボネート
（PC)はブルーイングで青みがかってします。

アクリルはやや黄色味がかっています。

削り出したコップの向かって左側がアクリル（PMMA)です。

右側はポリカーボネート（PC)。

透明度を高めるための素材特性によるアプローチの違いが
よく分かります。

（株）アリスでは、ポリカーボネート（PC）もアクリル（PMMA）
と同レベルの高透明化処理が可能です。

そのため、材質判断は色味で見分けるのが一番わかりやすい場合も
多々あります。

また、（株）アリスのアクリル加工は高透明化処理だけでなく、
ほどほどの透明化や磨きなしの仕上げなど、ご用途に合わせた
仕上げパターンにも対応しています。

透明部品は切削加工はもちろん、射出成形や真空注型まで幅広く
ご相談いただけます。

さらに、アクリル板を切ったり貼ったりして作るボックス・ケース・棚と
いった加工品も得意です。

透明樹脂のことなら、お気軽に（株）アリスにお声かけください。