極小プラスチック樹脂ボビンに挑戦
モーター開発試作で培った、限界寸法への加工技術を活かして!
小型モーターの開発において、樹脂ボビンのサイズや寸法精度は性能を
大きく左右します。
巻線スペース、絶縁距離、組み付け性。そのすべてが、ボビン形状と精度に
直結するため、試作段階から高い加工精度が求められます。
(株)アリスでは、モーター開発試作で培ってきた経験を活かし、
「切削加工でどこまで小さな樹脂ボビンを製作できるのか」
というテーマに取り組みました。
今回テスト加工したボビンサイズは、5.5mm × 6.0mm × L7mm、
肉厚はわずか0.3mm。
この寸法領域では、材料特性、工具条件、保持方法のわずかな違いが、
変形・欠損・破損に直結します。
特に肉厚0.3mmの薄肉形状では、切削時に発生する応力や熱の影響をいかに
抑えるかが、加工成立の重要なポイントとなります。
使用した材料は、エポキシガラス、ユニレート(PCグレード)の黒・ナチュラル、
PPS(GF30)、PBT(ナチュラル)など。剛性、靭性、繊維含有の有無がそれぞれ
異なり、同一形状であっても最適な加工条件は大きく変わります。
(株)アリスでは、材料ごとのクセを見極めながら、
刃物形状・切削条件・工程順を調整し、安定した形状精度を確保しました。
今回の検証で得られた知見は、これらの材料に限らず、他のプラスチック樹脂にも
応用可能です。
また、条件次第ではアルミなどの金属材料においても、極小・薄肉部品の試作実績が
あります。
小さく、薄く、それでも精度を出す。
この加工ノウハウは、量産工程ではなく、研究開発や試作段階だからこそ価値を
発揮する技術です。
(株)アリスは、設計意図を成立させる機械加工で、開発現場の前進に貢献します。
極小プラスチック樹脂部品やアルミ部品の試作で課題をお持ちの際は、
ぜひ一度ご相談ください。