「大急ぎで部品を製作できますか?」というご相談に応えるために
2022.10.06
手配漏れや仕様変更、開発スケジュールの前倒しなどにより、
「どうしても部品が間に合わない」という状況は、ものづくりの現場では
少なくありません。
(株)アリスでは、そうした緊急性の高いご相談にも、可能な範囲で技術的な
選択肢を整理しながら対応しています。
数量は単品1個から数千個規模まで、内容に応じて検討が可能です。
加工材質は、プラスチック樹脂やアルミなどの金属、ゴム材料まで幅広く、
主に機械加工を中心とした対応を行っています。
数量や形状によっては、射出成形や板金プレスといった金型製作を含めた
工法が適する場合もありますが、その場合は金型製作に必要な時間が必ず発生します。
物理的に実現不可能な納期についてはお受けできませんが、条件を整理した上で、
最善となる方法を一緒に考えることを大切にしています。
金型製作についても、形状や構造によっては5日~10日程度で完成するケースが
ある一方、15日、20日、1ヶ月以上を要する場合もあります。
アルミを用いたカセット方式の簡易金型は、比較的短期間で立ち上げられる
手法のひとつです。
また、切削加工の場合は、完成した分から順次納品する分納対応も可能で、
立ち上げ段階での時間短縮に貢献できます。
「今すぐ必要な数量だけを切削加工で製作し、金型完成後は成形品に切り替える」と
いう方法も、実績のある進め方です。
切削加工は数量が増えるとコスト面では不利になりますが、スピードを優先したい
場面では大きなメリットがあります。
大急ぎで部品が必要な際は、まずは状況をお聞かせください。
現場目線で、現実的な解決策をご提案します。
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