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分厚いアクリル(PMMA)切削部品を削り出して高透明化処理する

2022.11.30

透明部品を削り出し。
アクリル(PMMA)で製作。
高透明化しました。
流路解析に使用するので分類するとワーキングモデル。
機能試作のための治具?部品です。

アクリル(PMMA)の大きなブロックは黄味がかっています。
まずはCADで3Dデータを作成。
CAMで機械加工用のNCデータを作成。
CNCマシニングセンタで切削加工しました。

横穴に形状があるため旋盤だけではできない微妙な形状です。
ダレは気にしないで高透明化したいとの事でした。

磨きは鏡面仕上げです。
鏡面塗装でピアノブラックのような仕上にする場合は下地が命です。
そんな塗装が出来るレベルに仕上げました。

透明度とは素材の光線透過率と表面の面粗度で決まります。
素材の透明度を崩さないレベルで票面粗度を細かくしました。

オレンジの手帳の上で撮影したので分かりにくくなりました。
申し訳ございません。
違うアクリル(PMMA)の削り出し品です。
これも背景が悪くて分かりにくいかな?

2部品が並んでいます。
これはシリコン部品を製作するためにアクリル型です。
綺麗に磨いて透明にしました。
もう8年以上経過していますが、透明度は落ちていません。
アクリルは保管状態が良ければ黄変しにくく美しいままです。

この手前がアクリル(PMMA)のコップです。
後はポリカーボネート(PC)です。
ポリカーボネート(PC)がブルーイングで青みがかっていて、
アクリル(PMMA)が黄味がかっているのがよく分かります。

(株)アリスはポリカーボネート(PC)もアクリル(PMMA)と同レベル
に高透明化処理できますので、材質は色での判断となります。

アクリル(PMMA)の機械加工部品は高透明化処理だけでなく、ある程度の透明化や磨き無などの
パターンで実績豊富です。
透明部品の製作は射出成形や真空注型も含めてお気軽にお問い合わせ下さい。

アクリル板を切ったり貼ったり加工したりしてボックスや棚、ケースなども製作していますので
ぜひ(株)アリスにお声かけ下さい。

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