ARICEのポリメチルペンテン(PMP)TPX_最新情報
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ARICEは、ポリメチルペンテン(PMP)TPXの取り扱いが多いので、最新
情報をメーカー様より早くもらえます。
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基礎知識です。
ポリメチルペンテン=polymethylpenteneで通称がPMPです。
熱可塑性樹脂のプラスチック合成樹脂です。
透明で、密度が0.83と熱可塑性樹脂としては最小で軽いです。
クリープ特性が良好で、HDPEやPPよりも優れています。
耐熱性は高く、融点230~240℃、ビカット軟化点160~170℃。
耐薬品性や電気絶縁性に優れています。
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関東では、TPXという呼び名の方が一般的かもしれません。
TPXとはペレットの事であり、ポリメチルペンテンを開発した三井化学様の
登録商標となります。
TPXは、高い透明性、耐熱性、離型性を持ち、食品包装材料や産業資材、
研究所や培養施設、半導体製造ラインや耐熱性や耐薬品が求められる工場
での可視化部品などに使用されています。
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TPXは、熱可塑性樹脂の中では最も軽量の素材です。
高い透明性を持ち、光線透過率はアクリルと同等、またはそれ以上
という優れた性能を有しています。
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(株)アリスでは、ポリメチルペンテン(PMP)の30㎜板から機械加工で
切削して医科学器具を製作したり、在庫限りとはなりますが、10㎜板から
部品を削り出したり、5㎜や3㎜板の外径カットや穴あけ、ポケット加工を
行って、生産設備の窓やカバーなどを製作しています。
※画像の左は切りっぱなしのためバリが残っています。
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TPXを使っての射出成形で理化学器具や部品を数百個単位で製作する
事も増えて来ました。
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新素材であるポリメチルペンテン(PMP)の需要がますます増える
予定です。
ポリメチルペンテン(PMP)TPXを使った部品の製作は、実績
豊富な(株)アリスにお声掛け下さい。